四国をぐるっとしてきた
2月11日が休日だったので、特に理由はないが12,13日に有給を取った。 家でボーっとするかと思っていたが、天気予報を見てると暖かい天気が続くようなのでツーリングに行くことにした。 2泊3日で距離はだいたい700kmくらい。 カツオ食おう。
1日目
和歌山から南海フェリーで徳島へ。 実家が愛媛だし、うどんを食べにちょいちょい香川に行ってるが、この徳島港に来ると旅が始まるな〜という気持ちにさせられる。
今日は国道x号をどーんと行って高知で1泊する。 そこでカツオ食おうと思ってひろめ市場という高知の神殿に来た。 高知の民はここで名前を授かるらしい。
中はあんまり広くないフードコートになっていて、知らない人と相席しながら食事することになる。 血迷ってるときは知らない人と話すこともあるが、めんどくさいので静かな居酒屋を探すことにした。
良さげな居酒屋があったので入る。 爽やかな雰囲気の店員さんに通されカウンターに座る。 さっそく生とカツオを頼むと、今は残念ながら切らしているらしい。 2月ってカツオ漁船は殆ど出ていないらしい。うそやん
がっかりしながらうつぼの唐揚げ食ってたら、店で出す予定のない小さなカツオをサービスしてくれた。 人と会話する気分じゃないときにこう優しさを受けると、感情の行き場がバグるよな。
ジーンとしながらなんか頼もうと思ったが、もう別の店に行く気になってて気持ちを持ち直すことが難しく、せめて客単価上げないかんぞと思い、一番高い日本酒頼んだ。
なかむら、だか、なかがわ、だかなんかそういう感じのやつ。2000円くらいした。 どんな味か忘れたけどおいしかった。 カツオは美味しかったが、わざわざ200kmもかけてこれか〜〜って味がした。すまんな
俺はなんかやさぐれてたんだろうなぁと思った。 まぁ相席になって人と話すのもいいか、と思い直しひろめ市場のやいろ亭に。 カツオの塩たたきと赤星を持ってフードコートで座れそうなところを探した。
眼の前には話が長くなりそうなケバいオバハンが座っていたので、さっさと食って帰ることにした。
食道から逆流する赤星の泡を沈めながらホテルに戻って風呂入って20時には寝た。
2日目
愛媛の実家に顔を出すことにした。 本当は四国カルストを突っ切りたいが、凍結が怖いので、できるだけ海沿いを走る。 高知市から四万十市を経由して、宿毛を通って愛南へ。 後は海沿いを北上すればいいので気楽。
途中で何度かこの椅子を出して休憩したのだが、とてもいい。 これまで荷物になるから持ってこなかった。 観光地に備え付けのベンチは日陰にあったり濡れていたり、お尻が冷えたりするのであまり座らない。 そうするとリラックスできる休憩が取りたかったらお店に入る必要があるのだが、旅でわざわざ「1名です」という会話イベントが発生するのがダルいので休憩を取らないことが多い。
このいすがあればあとは缶コーヒーがあればどこでも日向ぼっこができる。
海見たり、じゃこ天買食いしながら愛媛へ。 四万十市、愛南あたりの景色は空が広く、海もきれいで後々思い返すと感動する。 走ってるときはきれいだな〜くらいだったが、ブログ書きながらそう思った。 実家で1泊した。
3日目
5時に出発するつもりだったが、夜遅くまで話してたので5時30分に起床。 大して用事はないが母を叩き起こして出発した。
愛媛の長浜から海沿いを走って四国中央市に抜けて、そこからxx号線を突っ切って徳島に戻るルートにした。 双海の道の駅でぼーっと海を見ながら昔のことを思い出してた。
今治くらいで急にバイクのエンジンが停止した。 路肩に止まって、キックスタートとか試すが全然つかないのでぼーっとすることに。 あ〜任意保険のロードサービス呼んでも来るまでに1h、近所のバイク屋が開くまで2hくらい。 修理で運が良ければ1hだが3hくらい見込んだほうがいいか……今日中に帰れるかな…… とか考えてた。
これでつかなかったらロードサービス呼ぶか、とアクセルを入れながらキックスタートするとついた。 時間空けたら機嫌直るもんだな。
四国中央市を抜けてしばらくするとうどん屋が目に入る。
近年の洗練された味わいではなく多分目分量で作ってそうな計算されてなさそうな味(やたらうまい)、粗野な中に切り揃えられたネギやカマボコ、古いテーブルや椅子なのに掃除が行き届いていて安心する感じ。 こういう素朴なうどん屋が好きなんだよな。
かけうどんの出汁の暖かさが指先まで届いたので残り100km弱くらいがんばるか〜という気持ちになる。
吉野川市を抜ける。 広がる広い空と大きな川沿い。なんとなく感じる閉塞感があってとてもすきだ。 奈良の吉野町もそうだが、吉野と言う名前の場所すきだな。
四国に来ると香川/愛媛/高知に行くので、徳島にはあまり行かないな。 昔親父に連れて行ってもらったかずら橋とか行きたいなと思いつつフェリー乗り場に。 船の中でブログ書いて昼寝してたら和歌山についた。
紀の川沿いを走りながら広い空を眺めて、今回の旅のことを思い返してた。 昔は旅が終わるとさみしくなったり、まだ終わらせたくないと思ってたが、年を食ったのか終りがあることの良さに気がついた。